春季県高校野球4回戦 宇商31年ぶり8強 ベスト8出そろう

国学栃木に勝利し、喜びを分かち合う宇商ナイン=県営

 第76回春季県高校野球大会兼第75回春季関東地区大会県予選第6日は27日、県営本球場など3球場で4回戦8試合が行われ、宇都宮商、石橋、茂木などが8強入りした。

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 シード国学院栃木と対戦した宇都宮商は5-5で迎えた八回、五月女(そうとめ)陽咲(はるき)の左翼線を破る適時二塁打などで3点を勝ち越し。9-5で勝利し、31年ぶりの8強入りを果たした。この日が春初戦となった佐野日大は、7-0で那須清峰にコールド勝ち。石橋は中盤に粘りを見せ、鹿沼に6-4で競り勝った。

 茂木はシード栃木工との打ち合いを9-5で制し、小山は6-0で小山南に完封勝利を収めた。このほか、青藍泰斗、文星芸大付、作新学院のシード勢が準々決勝に進んだ。

 大会第7日は29日、県営本球場と清原球場で準々決勝4試合を行う。

4安打3打点の活躍を見せた宇商の五月女=県営
8回、宇商の五月女が勝ち越しの適時打を放つ=県営

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