こんにちは。キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回はワークマンからサンプルが届いたので春夏シーズンの新作アイテムたちをご紹介します。ワークマンの店舗にも行ってみたら新しそうなものたちもゲットできたのでまとめてお見せしようと思います。
【1】イナレム プレミアムレインジャケット 税込4,900円
イナレムの素材を知ってる人が見るとワクワクするレインジャケットです。
蒸れない素材「イナレム」
イナレムという素材はかなり有名になっていますが、イナレム、逆から読んで蒸れないということで高い防水性とともに透湿性も併せ持つ素材です。
本格的なものはちょっといいブランドが多いのでジャケットで1〜2万円台というのが普通の世界だと思います。
ただ筆者は趣味で山歩きもしますのでイナレムのレインウェアは持っていませんが、ゴアテックスは確かに快適で、ビニールの雨ガッパ等と比べたら全然違います。
普段の生活圏内の急な雨にはビニール製の雨ガッパでいいですが、長時間屋外で滞在することを考えると透湿性のあるレインウェアは本当に快適だと思います。
イナレムプレミアムレインジャケットがどんな性能かというと耐水圧が10,000、透湿度が20,000。トップは透湿度35,000となっています。
この耐水圧10,000ミリというのは少々強い雨でも大丈夫というレベルだと思うので、テントを設営する時・片付ける時にこれをサッと羽織れば濡れずに済んでいいですよね。
透湿性が20,000トップは35,000というのは結構快適だと思うんですよね。
さらにベンチレーションも備えてて袖口にはアジャスターついており、フードも便利そうな仕組みのダイヤルフィットシステムとというものを採用しているようです。
ワークマンはイナレムの製品がたくさんあり、高透湿に加えて通気性も加えられてて超軽量。
そして最多機能ということでイナレムの中でも上位モデルということかもしれません。
プレミアムレインジャケットを詳しくみていきます
生地はさらっとして柔らかく、ファスナーも止水になっています。
両サイドにポケットが付いていて、胸にも一つポケットがついています。
内側は縫い目から水が侵入しないようにシームテープが貼られています。
ベンチレーターがあり、開きすぎないように時々止めてる箇所があります。そこの縫い目から水が入らないようにシーム処理されています。
袖口がはずせて半袖になるんですね。ただ取ったりつけたりしょっちゅうやるのは面倒と感じます。
あとは収納袋とか付いてるといいんじゃないかと思いましたが、そういう仕組みはなさそうです。
軽くていいですね。重さは370gです。
これはスペックを見ると相当高機能なレインウェアだと思います。
これを登山用に使っているレインウェアの代わりにしようとまでは思いませんが、キャンプぐらいでは使ってみたいなと思います。
もちろん普段の生活から散歩や運動時に使うのもいいでしょうし、キャンプでも土砂降りになることもありますから少々強い雨なら大丈夫だと思うんです。
昔登山用品を買う時にゴアテックスにして間違いない選択だったとは思うんですが、ただ何万円もしました。
じゃあビニール製のカッパがいいかというと確かに水は通さないもののすぐ蒸れて結構不快です。
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おそらくイナレムはこれだけの透湿性があればかなり快適なはずですから、それがこのくらいの値段で買えるというのが強みなのかなと思います。
着用して着心地をチェック
袖口はアジャスターで調整することができます。
着心地は生地が柔らかくて軽いのでとてもいいです。
裾のところがゴムになっているので、広がってヒラヒラせずに隙間ができにくいようになっています。
背中にはベンチレーターがついているんですね。
雨が入りにくいようなフードの形状になっていますが、ドローコードとかで絞って調節するものではなく、ダイヤルを回していくと絞れるという形状になっています。
緩める時は左に回しながら引っ張ると緩まります。
ドローコードに慣れているので引っ張るだけでも良かったかなという気もしますが、もうちょっとハイテクなダイヤルの方式になっていました。
どのくらい濡れないのか?防水実験
ペーパーを巻いたマネキンを用意しましたのでイナレムのレインウェアを着せてみます。
ちょっとやそっとの雨なら中の紙は濡れないはずです。
これは土砂降りですね(笑)
どの程度防ぐことができるのかこのまま1分くらい続けてチェックします。
ファスナーから垂れて少し濡れましたが、レインウェアを突き抜けて濡れたようなところは全く見られません。
頭の部分も大丈夫です。
このイナレムのレインウェアは顔から顎あたりをしっかり締めておけばちょっとやそっとの雨は大丈夫だろうと思われます。
新品の状態で撥水もよく効いているのでちょっと払ったらほぼ水滴は取れましたが若干湿った感じがします。
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登山用の高いウェアなどを見ると耐水圧何万などと書いてあるから比較して10,000だと物足りないように見えますが、ちょっと強い雨くらいならこのくらいで十分なレベルなんでしょうね。
【2】コンパクトウォッシュバッグ 税込1,900円
ラージサイズで7リットルのコンパクトな防水の袋です。
面白いアウトドア洗濯袋
手洗い・簡易シャワーということで下に排水口がついているからどこかにぶら下げてシャワー代わりになるってことなのかな。
使用方法が書いてありました。
- 衣類と洗剤・水を入れて3、4回畳んでバックルを止める。
- バルブを緩め空気を抜く。
- バルブをもう一度締めて袋の上からもみ洗い。
- 今度はバルブから排水してすすぎ洗いをする。
- またバルブを緩めて折りたたんで排水袋から出して干す。
ということでこれはアウトドア洗濯機というか洗濯袋なんですね
本体にやり方が書いてあるので説明書を見なくてもいつでも使えそうです。
バルブはインフレーターマット等で見たことがあるもの。
エアー漏れを止めることができるんだから水も止めることができるということですね。
防水袋になっていて、中にはイボイボがついていて洗濯効果を高めてくれそうです。
早速使用してみます
以前に何かこぼして洗っても取れなくなり部屋着になってしまったTシャツです。
これにソースをこぼしてしまったという設定にして汚し、ティッシュで拭き取りますが、しかし取れるはずもありませんよね。
そこで「これ使って洗いなよ」と登場するんですが、袋の絵を見ながらやってみましょう。
まずは洗濯物を入れる。
バルブを閉じて洗濯物を入れました。
水と洗剤を入れましょう。
水が浸るくらい、洗剤を入れてくるくる閉じる。
くるくる閉じたら説明が見えなくなりましたので説明書を見ながらやります。
ひっくり返してバルブを緩めて空気を抜く。バルブを閉めたらもみ洗いですね。
バルブを上に向けて緩めて空気を抜きます。
空気が抜けたのでイボイボがついていたところを有効活用してもみ洗いしてみましょう。
水が漏れてくるということはないですね。
バルブを開けて排水します。このまま絞っていくと脱水できるような感じになるんですね。
排水ができたらまた水を少し入れてすすいでいきましょう。
すすいでる最中は下から排水されていくので、手を濡らしたくなければ外から揉んであげてもいいかもしれません。
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すすぎ自体は衣類を外に出して手でやってもいいような気もするが、この中で洗うと下から排水がされますって感じですね。
そうしたら閉めて折りたたんでいって完全に排水をし、あとは袋から出して干すということです。
いかがでしょう。若干残ってるけどだいぶ綺麗になったんじゃないでしょうか。
左のシミは今回のではありませんが、ほとんど綺麗になったような気がします。
汚れの種類にもよると思いますが、これがあれば外でも効率的に洗濯をすることができそうですね。
付け足しですが脱水は手で絞った方がしっかり水分が抜けると思いました。
【3】パラフィン帆布ミニシート 税込1,280円
ここから先はワークマンのお店で買ってきたものの紹介です。
ワークマンのパラフィン帆布シートにミニサイズが出ました。
ミニと言ってもそんなに小さくありません。
100×70cm。これは以前発売になったラージサイズとともに作って欲しいとお願いししたものです。
ただまさかのブラックで出てくるとは。ワークマンセンスいいですね。
ハトメがシルバーで渋い。
生地は今までのパラフィン帆布シートそのままなのでろうが染み込んでいて防水性があります。
少々湿った地面においても大丈夫だし、冬は雪中キャンプで雪の上に敷いて使ってましたが水もしみてきませんでした。
ただずっと使っているとろうが少しずつ取れてきて、見た目の味も加わっていい感じにはなってくるものの、防水性は落ちてくるかもしれないですね。
この100×70cmはキャンプ中にちょっと荷物を置くゾーンを作ったり、または自分が座るスペースにしたりと細かいところで使い勝手が良いサイズ。
パラフィン帆布は硬い生地で重みもありますが、それもこのサイズになるとめちゃくちゃ小さくなるので、コンパクトに持ち運べてまあまあ実用性もあるサイズ100×70cmは絶妙だと思います。
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お値段もそんなに高くないのでパラフィン帆布を使ったことがない人はこのサイズから試してみてはいかがでしょうか。
もちろん今持ってる人もこの小さなサイズならサブのシートにも便利で、色も黒でかっこいいのでおすすめしたいですね。
ただ、これから夏になると直射日光が当たるところに置いておくとろうが柔らかくぐにゃぐにゃになります。
シート自体も触ると熱っ!という感じになり、今回色がブラックなのでさらに熱いかもしれません。
真夏は木陰とかテントの下で使ってもらえば、生地自体は丈夫だし見た目のかっこよさも重視したいので黒はいいんじゃないかと思いますけどね。
外で敷いてみるとこんな感じ。
上に座ってみると1人が座って荷物を置くのにちょうどいいというくらいかな。
軍幕系のテントに使っても渋いカラーリングでぴったり合うのでこれはいいんじゃないかなと思います。
【4】メリノウールインナーV首シャツ半袖 税込1,500円
春夏用の薄手のメリノウールインナーが出ていました。
メリノウールの春夏用インナー
暑い時期も快適ということでメリノウールが50%使われた薄手の半袖インナーになります。
相変わらず最安クラスのメリノインナーです。
メリノウールとはウールの中でも最高級のものでメリノッシュの羊から取れる天然の素材です。
吸湿速乾性と調湿性に優れておりオールシーズン快適に着用いただけます。
また、抗菌・防臭効果に優れているほか繊維が特に細く柔らかいのでチクチクしにくく優しい肌触りです。
筆者はメリノウールのインナーを結構使っていますが、着ててすごくいいなと感じるのはこの吸湿速乾性と調湿性です。
速乾という面はポリエステルの方が高いとは思いますが、メリノウールの生地が肌に直接触れる部分にベタベタの水分が残らないので基本的にさらっとしていて着心地がとても良い。
ウールなので寒い時期なら当然暖かい。ただチクチクするという特徴があるんですがこれに関してはメリノ種のウールは繊維が細くて柔らかいのでかなりチクチクしにくい。加えて抗菌・防臭効果はいいですよね。
インナーや靴下にとても向いている機能だと思います
今回は夏用なのでウールが50%ポリエステルが50%。
半分ポリエステルが入っていることでインナーが吸った水分自体を蒸発させて逃がしてくれる効果も高まると思います。
中身をチェック
肌触りはメリノウールが入っているなという感じがします。
でもポリエステルも入っているので乾きやすいし薄いので夏も快適でしょうね。
これから暖かい季節になるからこれから重宝しそうなインナーを手に入れることができました。
激しい運動する人は本当は真夏はメリノウールじゃなくてポリエステル100%の方がいいと思いますが、ただ普段の生活であればこれだったら夏でも快適かなと思います。
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着てみたところ、さらっとした感覚で気持ちがいいです。これからの季節重宝すると思います。
【5】虫除けマルチブランケットポンチョ 税込1,900円
小さな虫を寄せ付けにくくしてくれる虫除け加工が施されたポンチョにもなるブランケットです。
虫除け加工のブランケット
ブランケットにしてもいいしボタンもついてるからポンチョにもなり、肩にかけたりボレロにしたりいろいろできそうです。
コットに敷いたり椅子にかけておけば虫除け効果のある布になると考えたら暖かい時期のアウトドアでは結構重宝すると思って買ってみました。
ただちょっと派手。可愛いキャンプサイトには合うと思いますが、ただ軍幕を張って先ほどのパラフィン帆布シートを敷いたところにかけるとちょっと世界観が違うかな。
明るくて可愛いとは思いますけどスタイルによってはどうでしょう。
この虫除け加工の生地はいいアイディアだと思うので渋い感じのカラーリングで作ってくれると筆者もソロキャンプで使ってみたいと思うんですけど今回は機能で選んでみたのでとりあえずどんなものか見てみましょう。
開封して中身をチェック
結構薄いんですよ。
ボタンがついてるからマントみたいに羽織ることもできて、裏はタオルみたいです。
だから椅子とかコットにかけておけば虫が寄ってこないようですが、まだ寒いので虫がいません。
暖かい時期に使ってみないとどのくらいかという実感はできませんが、ちゃんとした虫除け成分を含ませているんですね。
実験結果で効果は確かにある。ただその成分は無色無臭ということなので、匂いを嗅いでも特に変わった香りはしません。
洗濯しても効果がありますということなのでこれは逆に読み取るとずーっと続きますとは書いてないからある程度持続性があるという理解でいいでしょう。
注意書きがあるのは完全に虫除け防止に対して補償してるものではありませんということで、これで完全に防げたらもう何もいらないという話になってしまうので少しでも効果があればいいなと思います。
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写真で見るとアリも寄ってこなくなるみたいなので、キャンプサイトで自分がいる近くにこれを敷いておくと効果はあるんじゃないかなということだと思います。
【6】フィールドグローブHigh long 税込1,500円
めっちゃ長い革手袋が売ってました。
約53cm。ちょっとはめてみましょう。
中は肌触りの良い裏地が付いてます。
肘を通り越したラインまでカバーできます。
まず思ったのが暖かい。防寒性も高いような気がします。
皮にしては柔らかいですね。
指も動かしやすいしほどほどの厚みもあるので熱いものに対しても安心感があります。
焚き火に近いところで作業する時も腕が守られているのはなんかいいですね。
裏地はコットンでオイル加工で柔らかい。洗濯もできるそうです。
ダッチオーブンなどでガンガン焚き火調理してる時の作業に向いてるのではないでしょうか。
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とても防御力が高い革手袋だと思います。
ワークマン キャンプギアは2023春夏も期待大
いかがだったでしょうか。
今日はワークマンの新作のサンプル品とお店で見て気になったものをご紹介させていただきました。
個人的には特にパラフィン帆布ミニシートはガンガン使っていきたいなと思いました。
今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。