ビヨンセ、"Carpool Karaoke"にゲスト出演しなかった理由が明らかに

米CBSのトーク番組『レイトx2ショーwithジェームズ・コーデン』が現地時間2023年4月27日に最終回を迎えるにあたり、同番組のプロデューサーが8年間続いた番組の中で“Carpool Karaoke”(カープール・カラオケ)に呼ぶことができなかったことを後悔しているアーティストがビヨンセであると明かした。

4月27日、同番組プロデューサーのロブ・クラブは、「ビヨンセが車に乗ってくれていたら良かったのに」と米ハリウッド・リポーターに話した。番組の制作パートナーであるベン・ウィンストンは、ビヨンセは他の多くのアーティストとは異なり、彼女が助手席に乗らなかった理由が理解できると説明した。「彼女はプロモーションをしません。する必要がないのです。最新アルバム(2022年リリースされた“ルネッサンス”)について考えてみてください、あのモンスター・ヒット・アルバムのために、(彼女が行った)プロモーションを1つでも挙げられますか?ミュージック・ビデオすら制作していません」と語った。

しかし、ウィンストンは、ビヨンセの出演を逃したことに嫌な気持ちを抱いていないと付け加えた。「彼女に車の中で歌ってもらうのは難しいだろうと常に思っていましたが、是非とも実現したかったです」と述べ、「でも、全然いいんです。彼女がこの番組のファンであることは知っていますし、いつも本当に素晴らしく、返答が早く、実現しかけたことも何度かありましたが、縁がなかったんだと思います」と振り返った。

長年にわたり、司会のジェームズ・コーデンは、レディー・ガガ、ワン・ダイレクション、ブリトニー・スピアーズ、アリアナ・グランデ、スティーヴィー・ワンダー、バッド・バニーなどに、彼らの大ヒット曲やファンのお気に入りの楽曲を歌いながら通勤の運転を手伝ってもらうように説得してきた。2015年にマライア・キャリーが初めてカープール・カラオケの出演に同意したスーパー・アーティストだったが、今週初めに放送された同コーナーの最終回では、アデルが親友ジェームズを車で仕事まで送り、人気トーク番組の司会を務めた8年間を振り返った。

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