SL大樹ヘッドマークに新色 ニッコウキスゲやカワセミなど5種類 日光

5月1日から導入される、ニッコウキスゲをイメージしたSL大樹のヘッドマーク(東武鉄道提供)

 東武鉄道は5月1日、栃木県の日光・鬼怒川エリアで運行する「SL大樹」に、日光市の花に制定されている「ニッコウキスゲ」をイメージした新色のヘッドマークを期間限定で導入する。全5色を新たに用意しており、6月1日以降は市の木や鳥、魚をモチーフにしたヘッドマークを順次掲げる。

 新たなヘッドマークはニッコウキスゲのほか、6月1日からシラカバ、7月1日からカワセミ、9月1日からモミジ、2024年3月1日からはヒメマスをそれぞれイメージした色となる。旧2市2町1村が合併して現日光市が誕生したことにちなみ、市のシンボル5種類を投入した。

 制作には、市内でデザイン事務所を構えるデザイナー星将夫(ほしまさお)さんが協力した。ニッコウキスゲは山吹色の花を、カワセミはコバルトブルーの外見をイメージするなど、それぞれの特徴を表現した。

 掲出はいずれも1カ月程度を予定し、DL大樹でも取り入れる。

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