シャキーラ、米ビルボードの第1回【ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】で<ラテン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー>を授与へ

米ビルボードの第1回【ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】(Mujeres Latinas en la Música)で、世界的スーパースターのシャキーラが初の<ラテン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー>として表彰されることが明らかになった。

音楽界のラテン女性を称えるこの2時間の音楽特番は、イーヴィ・クイーンとジャクリーン・ブラカモンテスが司会を務める。現地時間2023年5月6日にマイアミのWatsco Centerで収録され、テレムンドで7日の米東部標準時午後9時/中部標準時午後8時に独占放送される。

ラテン音楽ではその種で初の試みとなる【ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】は、音楽業界におけるポジティブな変化、インクルージョン、ジェンダー間の平等のために積極的に活動しているラテン女性アーティスト、エグゼクティブ、クリエイターを称えるイベントだ。米ビルボードとテレムンドが提供するこの初回イベントでは、スーパースターのアナ・ガブリエル、エミリア、エヴァルナ、ゴヨ、タリアも特別賞を受賞する予定になっている。

シャキーラは、2022年にスペイン語楽曲で最大の初週売り上げを達成し、記録を塗り替えた(オズナをフィーチャーした「Monotonía」)。そして2023年1月、彼女の「Shakira: BZRP Music Sessions #53」が米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”チャートで9位にランクインし、スペイン語楽曲で同チャートのTOP10入りした初の女性アーティストとなった。同曲はまた、Spotify史上24時間で最もストリーミングされたラテン楽曲となったほか、YouTubeでも24時間で最も再生されたラテン楽曲として6,300万回以上の再生回数を記録し、14のギネス世界記録を更新した。

米ビルボードのラテン/スペイン語部門担当チーフ・コンテンツ・オフィサーであるレイラ・コボは、「シャキーラは究極のウーマン・イン・ミュージックです。彼女のおかげで、世界中のラテン女性が深く個人的な音楽を作ってパフォーマンスする力を得ました。彼女は自分自身でムーブメントを作り出し、優雅さ、深く根付いた恩返しの伝統、そして巨大な才能を持って、今日もなおこれまで以上に重要な存在であり続けています。彼女はウーマン・イン・ミュージックの定義です」と述べている。

第1回【ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】は、米ビルボードによる【ウィメン・イン・ミュージック】イニシアチブの延長として今年初めに発表された。米ビルボードとテレムンドは、ラテン音楽をさらに世界的に高めることや、芸術的な業績を通じてラテン音楽に具体的な影響を与えた女性、または具体的で注目すべき行動を通じて女性に重大な評価と機会をもたらし、業界全体にポジティブな変化をもたらした女性を祝福することを目的としている。

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