5連戦予定の畑岡奈紗 33位発進に「徐々に調子を上げていければ」

グリーンを狙うショットが課題(撮影/村上航)

◇JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ 初日(27日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6258yd(パー71)

畑岡奈紗は4バーディ、3ボギー「70」で33位の滑り出しとなった。同会場で行われた22年「DIOインプラントLAオープン」で米ツアー6勝目。コースでの“連覇”をかけた1週間を迎えた。

世界ランキング1位で地元・米国のネリー・コルダらと同組で回った初日、多くのギャラリーに囲まれてティオフ。「ティショットはバンカーに入れちゃいましたけど、それ以外は安定していた」と1番のドライバーショットが右のバンカーにつかまりボギーが先に出たが、2番(パー5)、3番とフェアウェイからチャンスにつけて連続バーディで獲り返した。

ネリー・コルダ(右)と同組で予選2日間をプレー(撮影/村上航)

開幕前から課題に挙げるセカンドショット以降の精度は、「縦距離や横のちょっとしたブレがイヤだった」とまだ修正途中。ショットのために意識した、テークバックでクラブが寝てしまうクセは「途中からいい感覚をつかみつつあって、コース上でトライしていた」と、2週前の「ロッテ選手権」からの3連戦で試行錯誤を続けている。この日のパーオン率は66%(12/18)だった。

次週の国別対抗戦「ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウン」(カリフォルニア州・TPCハーディングパーク)、5月11日開幕の「コグニサント ファウンダーズカップ」(ニュージャージー州・アッパーモントクレアCC)まで5連戦を予定する。「5連戦は1年目(2017年)以来。徐々に調子を上げていければ」と話した。

あすは午前8時21分(日本時間29日午前0時21分)にスタート。昨年2位に5打差をつけて圧勝を飾ったコースで上位を目指す。(カリフォルニア州ロサンゼルス/谷口愛純)

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