最大9連休のGW 県内観光地の魅力探る 広島

29日からゴールデンウィーク。5月1日、2日を休むと最大9連休となります。海外や県外の観光地もいいんですが、県内にも魅力的な観光地があるんです。

寺田琢哉記者「掛け声のもと鞆の浦の観光鯛網が今年も始まりました」

鞆の浦の観光鯛網は江戸時代から続く鯛しばり網漁法を再現したもので、福山市の無形民族文化財に指定されています。年々、高齢化などで参加する漁師の数が減っているんですが、今年は伝統を継承するために作った鯛網くらぶの会員も参加し鯛網漁に挑戦しました。

約40人が2隻の船から長さ1500mの網を広げ、掛け声とともに少しずつ手で引き上げると、マダイが姿を現し参加者に販売されました。

観覧客「楽しかった」「面白かったです。なかなか見られないのでわざわざ関東から見に来ました」

福山観光コンベンション協会 石口和寛事務局長「勇壮な鯛網とそして昔ながらの鞆の街並み、人情に触れていただきたい」

鞆の浦の観光鯛網は来月7日まで行われます。

世羅高原農場で来月14日まで開催する「チューリップ祭」。200品種約75万球の花が咲き誇っています。

若森明日香記者「赤とピンクで植えられたチューリップ/上から見るとなんとハート型!」

今年のテーマは「カラフル~チューリップで彩る春の世羅高原」チューリップが描かれた花絵やステンドグラスのような畑が注目のエリアです。

訪れた人「園に入ってすぐにチューリップがいっぱい咲いていたのできれいだなと思ってみてました」「白とか黄色とか鮮やかで近くに行くより遠めのほうがきれい」

ゴールデンウィークにはコロナ以前の水準となる1日1万人の入場者を目指しています。来月3日、4日、5日にはチューリップが水に浮かぶ特別展示が楽しめます。

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