農福連携 お菓子食べて 高鍋農高生と事業所 販売

お菓子を協力して販売した高鍋農業高生徒としろはと工房利用者ら

 農業と福祉の「農福連携」の取り組みを知ってもらおうと、高鍋町・高鍋農業高フードビジネス科の生徒と障害福祉サービス事業所・しろはと工房の利用者が23日、同町のTSUTAYAたかなべ店でお菓子の販売会を開いた。
 連携は3年目。共同開発したスイートポテトや米粉を使ったガトーショコラなどを並べ、生徒8人と利用者10人が協力して接客などに当たった。
 また、同校畑作農場でのサツマイモの苗植えから収穫、お菓子作り、販売までの一貫した取り組みなどを写真で紹介。同科畑作利用研究班の3年工藤陽子さん(17)は「先輩から引き継いだ農福連携の取り組みを広げたい」と話していた。
 販売会では新富町・児湯るぴなす支援学校の生徒が作ったエコバッグが提供された。

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