「特定少年」についても少年法の趣旨を考えたうえで対応したい 広島家裁・所長の就任会見

広島家庭裁判所の新しい所長が就任し、26日、記者会見を開きました。

4月10日に就任した 高山光明 氏は、愛知県出身の61歳。名古屋高裁金沢支部長やさいたま地裁・家裁判事などを歴任しました。

会見では、「県民のみなさまに信頼されるような裁判所を目指していきたいと、そのような思いです」と述べ、去年から施行された18歳と19歳を「特定少年」と位置づけて厳罰化を図る改正少年法についても触れました。

広島家庭裁判所 高山光明 所長
「家庭裁判所の現場の裁判官は一生懸命、少年法の趣旨に即した形で議論をして考え抜いている様子が(前任地でも)見受けられた」

広島でも「特定少年」について更正を目指す少年法の趣旨をしっかりと考えたうえで対応したいと意気込みました。

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