泥まみれの田んぼ運動会 4年ぶりの熱戦に大歓声 福井県鯖江市で春祭り「鯖江かたかみ春たんぼ」

泥にまみれてソフトバレーを楽しむ参加者=4月29日、福井県鯖江市

 福井県鯖江市片上地区の春祭り「鯖江かたかみ春たんぼ」が4月29日、片上公民館周辺で開かれた。新型コロナ禍で開催は4年ぶり。恒例の「田んぼリンピック」では、親子連れらが泥だらけになり、ソフトバレーやそり引き競走を楽しんだ。

 地区住民でつくる実行委員会が企画し、今年で36回目。公民館近くの田んぼを使った「泥んこソフトバレー大会」には地区内外の8チームが参加。泥に飛び込んだり足を取られたりしながら“熱戦”を繰り広げ、来場者から大歓声が上がった。

 このほか吹奏楽、和太鼓、トランペットのステージやクイズラリー、文殊山登山など多彩な催しがあり、片上に春祭りのにぎわいが戻った。

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