なぜ三笘薫は控えだったのか ブライトン監督が理由を説明する

4月29日に行われたプレミアリーグ第34節、ブライトン対ウォルヴァーハンプトン戦はまさかの展開となった。

ホームのブライトンが前半だけで4ゴールを奪うと、6-0の大勝を収めたのだ。

この一戦で三笘薫、アレクシス・マカリステル、モイセス・カイセドはベンチスタートになり、後半から投入されている。

三笘は途中出場ながら「見ていてワクワクする選手だ。真っ先に考えているのは、相手DFに向かって走り、問題を引き起こすこと。観客を沸かせる」と現地で評価されていた。

試合後、ロベルト・デゼルビ監督は選手起用についてこう述べていた。

「我々はとてもタフな時期を耐えているところだ。非常に多くの試合を連続してプレーしている。それは我々が慣れていないものだ。

三笘、マカリステル、カイセドに回復するための1試合を与えたことはよかったし、正しかったと思う。

(代わりに起用した)ビリー・ギルモアとデニス・ウンダフやプレーが少なかった選手たちには自分たちの実力を発揮しつつ、スタメンのような重要性を感じてもらう機会を与えた。

スタメンのことは話したくないが、マカリステルやカイセドのレベルは高い。競争することはギルモアにとっては難しい。

(今日の)ギルモアはピッチ上で最高の選手だったと思う。

試合後には彼とウンダフについて、これまでにいくつかのミスを犯したかもしれないと認めざるを得なかった。

なぜなら、彼らにもっとプレーする可能性を与えなかったからね。

ただ、私にとっては、マカリステル、三笘、ソリー・マーチ、カイセドなしでプレーすると決める難しいことだ。それは難しい」

連戦続きのため、三笘ら主力に休みを与えたい考えだったとのこと。

【関連記事】日本人が2人!BBCが選ぶ「プレミア史上最高の“マイナー国”助っ人10人」

ブライトンは5日にマンチェスター・ユナイテッド、15日にはアーセナル、19日にはニューカッスルとの対戦が控えている。

© 株式会社ファッションニュース通信社