バーバー・モータースポーツパークで開催されているNTTインディカー・シリーズ第4戦アラバマGP。29日に行われた予選は、ロマン・グロージャン(アンドレッティ・オートスポート)が開幕戦に続いてポールポジションを獲得した。
予選前に行われたプラクティスを6番手で終えたグロージャンは、ふたつのグループで分かれて走行が行われる予選Q1を2番手で通過すると予選Q2はトップタイムを記録。
ポールポジションを争うファイアストン・ファストシックスでも0.0734秒差でアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)を抑え、開幕戦に続いて今季2度目、通算3度目のポールポジションを獲得した。
「僕たちは最高のチームを持っているんだ。今シーズン、とても素晴らしい仕事を行っていて、クルマは最高だし、頼れるチームメイトが3人いる。予選を始めてた瞬間から、(いいクルマを)持っていることをわかっていたし、最終ラップで台無しにしたくなかった」とグロージャン。
2番手にパロウ、3番手には昨年のウイナーであるパト・オワード(アロウ・マクラーレン)が続いている。
過去3度バーバーで優勝しているジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は、Q1をトップ通過したもののQ2は7番手で敗退。しかし、クルマのセットアップには自信があるようだ。
「イライラしているよ。自分自身に対してね。このクルマは本当に驚異的だったし、何も問題はなかった。進めなかったのは残念だよ。ウォームアップで違ったことを試したんだが、次はしない。僕たちは速いクルマを持っているよ」とニューガーデンはコメントしている。
■NTTインディカー・シリーズ第4戦アラバマ予選総合結果
Pos. No. Driver Team Engine Time Session
1 28 R.グロージャン アンドレッティ・オートスポート H 1’05.8396 Fast Six
2 10 A.パロウ チップ・ガナッシ H 1’05.9130 Fast Six
3 5 P.オワード アロウ・マクラーレン C 1’05.9382 Fast Six
4 3 S.マクラフラン チーム・ペンスキー C 1’05.9515 Fast Six
5 9 S.ディクソン チップ・ガナッシ H 1’06.0723 Fast Six
6 45 C.ルンガー レイホール・レターマン・ラニガン H 1’06.1601 Fast Six
7 2 J.ニューガーデン チーム・ペンスキー C 1’05.9603 Top 12
8 6 F.ローゼンクヴィスト アロウ・マクラーレン C 1’06.0930 Top 12
9 21 R.ヴィーケイ エド・カーペンター・レーシング C 1’06.1222 Top 12
10 7 A.ロッシ アロウ・マクラーレン C 1’06.2091 Top 12
11 12 W.パワー チーム・ペンスキー C 1’06.3790 Top 12
12 27 K.カークウッド アンドレッティ・オートスポート H 1’06.3963 Top 12
13 8 M.エリクソン チップ・ガナッシ H 1’05.9207 Group 1
14 26 C.ハータ アンドレッティ・オートスポート H 1’06.1850 Group 2
15 77 C.アイロット フンコス・ホーリンガー・レーシング C 1’06.0642 Group 1
16 60 S.パジェノー メイヤー・シャンク・レーシング H 1’06.2433 Group 2
17 18 D.マルーカス デイル・コイン・ウィズ・HMD H 1’06.1851 Group 1
18 29 D.デフランチェスコ アンドレッティ・スタインブレナー H 1’06.4415 Group 2
19 15 G.レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 1’06.2504 Group 1
20 20 C.デイリー エド・カーペンター・レーシング C 1’06.4810 Group 2
21 06 H.カストロネベス メイヤー・シャンク・レーシング H 1’06.2715 Group 1
22 78 A.カナピノ フンコス・ホーリンガー・レーシング C 1’06.5158 Group 2
23 51 S.R.ロブ デイル・コイン・ウィズ・RWR H 1’06.5925 Group 1
24 30 J.ハーベイ レイホール・レターマン・ラニガン H 1’06.7181 Group 2
25 55 B.ペデルソン レイホール・レターマン・ラニガン H 1’06.9327 Group 1
26 11 M.アームストロング チップ・ガナッシ C 1’07.2378 Group 2
27 14 S.フェルッチ A.J.フォイト・レーシング C 3’49.1462 Group 2