ニセ電話詐欺を防いで感謝状 コンビニ店長2人に 早岐署

感謝状を受けた松田さん(右から2人目)と田端さん(同3人目)=早岐署

 ニセ電話詐欺の被害を防いだとして早岐署は24日、コンビニ2店舗の店長にそれぞれ署長感謝状を贈った。
 感謝状を受けたのは、セブン-イレブン佐世保重尾町店の松田勝好店長と、ファミリーマート佐世保勝海町店の田端友美店長。松田さんは今年3月3日、来店した60代男性が「パソコンがウイルスに感染し、電子マネー3万円分の購入を指示された」と話したため、詐欺を疑い通報した。田端さんも同11日、同様の理由で電子マネー9万円分を購入しようとした70代男性に詐欺の可能性を説明し、被害防止に貢献した。
 感謝状を受けた松田さんは「普段から声かけを徹底している。未然に防げて良かった」、田端さんは「お客さまのお金を守れひと安心。今後も安心して利用できる店舗でありたい」とそれぞれ語った。

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