ウンダヴ、グロス、ウェルベックが各2ゴールでブライトンが大勝。三笘は途中出場で魅せる|プレミアリーグ

【第34節】ブライトン vs ウルヴス

写真:圧巻のゴールショーで勝利を収めたブライトン ©Getty Images

4月29日、プレミアリーグ第34節ブライトン vs ウルヴスの試合がアメックス・スタジアムで行われた。

過密日程の影響もあり、ブライトンは前節から先発5人を入れ替え。三笘薫もベンチスタートとなった。

メンバーが替わっても戦い方を変えず、後方から丁寧なビルドアップを見せるブライトンは6分、左サイドからの攻撃の流れからソリー・マーチが中継すると、ジョエル・フェルトマンのクロス気味のパスをダニー・ウェルベックがフリックし、デニス・ウンダヴがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。VARによる長めのチェックを経てオンサイドの判定となり、ブライトンが先制点を奪った。

流れをつかんだブライトンは13分、中盤でのボール奪取からカウンターを発動。左サイドを駆け上がったフリオ・エンシソのスルーパスをパスカル・グロスが左足で丁寧に流し込み、追加点を奪う。

防戦一方だったウルヴスも24分、右サイドに開いてボールを受けたペドロ・ネトのクロスからマテウス・ヌネスがダイレクトシュートを放ったが、ブライトンのGKジェイソン・スティールが体でブロックしゴールは許さない。

ブライトンはすかさず反撃。26分、左サイドでボールを受けたエンシソがカットインし、横パスを受けたグロスがワントラップからボレーシュートを突き刺した。さらに39分、左サイドでエンシソ、ペルビス・エストゥピニャンとつないでクロスを入れると、ウェルベックが打点の高いヘディングシュートをたたき込む。

ウルヴスは前半終了間際にネルソン・セメドが右ひざを痛め、ダニエル・ポデンセとの交代を余儀なくされる。

後半もブライトンは攻撃の手を緩めない。48分、最終ラインからエンシソへの楔のパスがこぼれたところをウェルベックが拾い、左足の強烈なミドルシュートを叩き込む。

56分にウェルベックとマーチに代えて三笘とファクンド・ブオナノッテを投入すると、三笘は58分、62分と立て続けに左サイドをドリブル突破しチャンスを作る。64分にはフェルトマン、エンシソに代えてアレクシス・マック・アリスターとモイセス・カイセドも投入。主軸が並ぶ布陣でさらに攻勢を強めると、66分にはボールを保持する相手GKに三笘がプレスをかけてボールを奪い、ウンダヴが絶妙なループシュートでさらに追加点。

ウルヴスは90+2分に後半頭から出場していたファン・ヒチャンが高い位置でボールを奪ってシュートを放つが、枠は捉えられず。直後に試合終了のホイッスルが鳴り、ブライトンが6-0と大勝した。

勝利したブライトンは勝ち点を52に。ウルヴスは勝ち点37のままとなっている。

ブライトンは5月3日に順延となっていた第28節マンチェスター・ユナイテッド戦をホームで戦い、次節はホームでエヴァートンと対戦。ウルヴスはホームにアストンヴィラを迎え撃つ。

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