6回まで無安打から一転 レイズが7回一挙10得点で豪快な逆転勝利

【レイズ12-3ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

レイズは6回までホワイトソックス先発のランス・リンに無安打に封じられていたが、ノーヒッターの危機から一転、7回表に一挙10得点のビッグイニング。12対3で豪快な逆転勝利を収め、3連勝で貯金を今季最多の18とした。レイズ2番手のヨニー・チリノスが4回2/3を3安打1失点に抑える好リリーフで今季初勝利(0敗)をマーク。好投していたリンは7回表に捕まり、開幕4連敗となった。

2回裏にエルビス・アンドルスのタイムリーで2点を先制されたレイズは、好投していたチリノスが6回裏にエロイ・ヒメネスにタイムリー二塁打を浴び、3点を追う展開に。しかし、6回まで無安打の打線が7回表に突如爆発し、ワンダー・フランコがチーム初安打となる5号ソロで反撃の狼煙を上げると、アイザック・パレイデスのタイムリー二塁打、マニュエル・マーゴのタイムリー内野安打であっという間に同点。その後も打線の勢いは止まらず、ホセ・シリのタイムリー二塁打、フランコの2点タイムリー、ランディ・アロザレーナの6号3ラン、ジョシュ・ロウの5号ソロで一挙10得点のビッグイニングが完成した。

8回表にフランシスコ・メヒアが1号ソロを放ち、9回表にはアロザレーナがとどめの7号ソロ。6回まで無安打のレイズだったが、終わってみれば12対3で大勝した。スタッツ社によると、最初の6イニングを無安打に封じられたチームが12点以上を取ったのは1938年のレッドソックス以来85年ぶりのこと。開幕からのレイズの勢いを象徴するような、歴史的な逆転劇だった。

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