G7各国国会議員が広島で核兵器廃絶のフォーラム開催

G7各国の国会議員らが広島を訪問し、核兵器廃絶について議論するフォーラムが開かれました。

29日に開かれたこのフォーラムは、核廃絶への課題やG7の役割を議論するため「ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーン」が企画したもので、オンラインを含めG7各国の国会議員ら約20人が参加しました。

フォーラムでは被爆者の田中稔子さんが英語で被爆体験を証言。その後、議員らは意見交換を行い「G7首脳はあらゆる核兵器使用の威嚇を明確に非難すべき」などといった共同声明を採択しました。

カナダ ヘザー・マクフィアソン議員

「カナダに帰って(核兵器禁止条約参加へ向け)議会やトルドー首相に訴えたいと思う。」

今回採択された声明文は、G7各国政府に届けられるということです。

© 広島ホームテレビ