【DeNA】バウアー1軍初登板、5月3日広島戦に決定 三浦監督明かす

5月3日の広島戦で1軍デビューが決まった横浜DeNA・バウアー

 横浜DeNAの新外国人選手で、2020年の米大リーグのサイ・ヤング賞右腕トレバー・バウアー投手(32)の1軍初登板が、5月3日の広島戦(横浜)に決まった。三浦監督が30日、明らかにした。4月28日のイースタン・リーグでの登板から中4日で投げることになる。

 超大物右腕が大型連休中の本拠地ハマスタでデビューを飾ることが決まった。三浦監督は「(本人と)どこがベストか話をした。この日でなくては駄目ということではない。日本のやり方に対応していくという話はしてくれていたし、こちらの判断で決めた」と説明した。5月2日からの広島3連戦の先発陣はガゼルマン、バウアー、石田となる見通しだ。

 19年ぶりに4月の単独首位通過を決めるなど絶好調のチームに、頼もしい戦力が一枚加わる。指揮官は「ブルペンで見ても一球一球ボールの質が素晴らしい。あれだけの経験がある投手。調整方法は任せている。(初登板が)僕自身も楽しみ」と期待を寄せた。

 メジャーリーグで先発投手は約100球で中4日の登板間隔が主流だが、「今後は分からない。ローテーションの関係もあるし、試合日程のスケジュールもある」(指揮官)という。

 バウアーは来日3度目の実戦登板となった28日に93球を投げて7回4失点。「全体的に感触は良かった。1軍に向けて準備はできている」と手応えを口にしていた。

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