水族館の「舞台裏」満喫 久慈のもぐらんぴあでGW限定ツアー

水槽の裏側でアオウミガメの「かめ吉」に餌を食べさせる参加者

 久慈市侍浜町の久慈地下水族科学館もぐらんぴあ(宇部修館長)は、大型連休(GW)限定のバックヤードツアーを行っている。生き物への餌やりなど通常体験できないメニューで家族連れなどに好評だ。

 1日2回開催で、29日は計6人が参加した。トンネル水槽の上や久慈の海を再現した水槽の裏側などを飼育員が案内。参加者は展示前のクラゲの赤ちゃんを顕微鏡で観察したり、アオウミガメの「かめ吉」に餌をあげたりした。

 八幡平市大更の公務員田村直大さん(33)は「普段見られない場所を見学できて新鮮だった。魚を触ったり餌やり体験もでき、楽しかった」と満喫。妻歩美さん(24)も「クラゲが好きだが、赤ちゃんは見たことがなかった。見られて良かった」と楽しんだ。ツアーは4月30日と5月1、2、6、7の各日も開催。既に定員に達している。

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