久保史緒里が友情出演 貴船神社にお参りをする姿を収めた特報映像も公開 「リバー、流れないでよ」

今年で結成25周年を迎える京都の劇団「ヨーロッパ企画」のオリジナル長編映画第2弾「リバー、流れないでよ」の、劇場公開日が6月23日に決まった。あわせて、乃木坂46の久保史緒里の友情出演が発表された。

ヨーロッパ企画とは、2021年に久保がヒロイン“黒髪の乙女”を演じた舞台「夜は短し歩けよ乙女」、フジテレビ「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」のショートドラマ「乙女、凛と。」以来のタッグとなる久保。「リバー、流れないでよ」では、物語の鍵を握るヒサメ役で登場する。

クランクアップ時には「現場に入る前はワクワクが止まりませんでした。(ヨーロッパ企画の作品の魅力は)いろんな仕掛けがあるのに、ある一点でパッとつながる瞬間の気持ちよさがあります。その中でも大事な教えやハッとさせられる感覚もあり、それがヨーロッパ企画さんならではだと思います。あと、皆さんお優しいです」とコメントを寄せている。

2分間がループする本作で行われた、2分を計測しながらのワンカット長回し撮影については「撮り終わったあとにモニターのところに集まって、タイムを計りながらみんなで見返す時間がすごく楽しかったです。OKが出た瞬間の達成感がすごく大きかったし、その感覚を共有できたのも良かったです」と振り返った。

あわせて公開された特報第二弾では、貴船神社にお参りをするヒサメの姿がラストに収められている。

「リバー、流れないでよ」は、”京の奥座敷”と呼ばれる貴船を舞台に、繰り返す2分間のループから抜け出せなくなってしまった人々の、混乱を描く群像劇。貴船の老舗料理旅館で働く仲居のミコト役に、ヨーロッパ企画の藤谷理子。職人見習いのタク役を、映画やドラマ、舞台などで活躍中の鳥越裕貴が務める。本上まなみ、近藤芳正、早織のほか、永野宗典、角田貴志、酒井善史、諏訪雅、石田剛太、中川晴樹、土佐和成らヨーロッパ企画メンバーが顔をそろえる。「ヨーロッパ企画」代表の上田誠が原案・脚本を、映像ディレクターの山口淳太が監督を務めている。

【作品情報】
リバー、流れないでよ
2023年6月23日(金) トリウッドほか全国順次公開

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