【フィリーズ３－４アストロズ】＠ミニッツメイド・パーク
アストロズは先発のホセ・ウルキディが２本のソロアーチを浴びながらも６回途中３安打２失点と試合を作り、６回終了時点で４対２と２点をリード。その後、１点差に詰め寄られたが、４対３で勝利し、昨年のワールドシリーズの再戦となったフィリーズ３連戦の被スイープを回避した。ウルキディは２勝目（２敗）を挙げ、アストロズ５番手のライアン・プレスリーが３セーブ目。フィリーズ先発のベイリー・フォルターは開幕５連敗となった。
アストロズは１回裏に無死満塁の大チャンスを迎え、ホセ・アブレイユの併殺打の間に１点を先制。２回表にＪ・Ｔ・リアルミュートの３号ソロで追いつかれたが、直後の２回裏にマーティン・マルドナードのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功し、４回裏一死からジェイク・マイヤーズが２号ソロを放ち、リードを２点に広げた。
５回表にコディ・クレメンスの３号ソロで１点差に詰め寄られたが、直後の５回裏に一死１・２塁のチャンスを作り、カイル・タッカーのタイムリーで４点目。ウルキディが故障とみられるアクシデントで降板したあと、ヘクター・ネリス、ラファエル・モンテロとつなぎ、８回表に４番手のブライアン・アブレイユが三塁アレックス・ブレグマンのタイムリーエラーで１点を失ったものの、９回表はクローザーのプレスリーが三者凡退で締めくくった。
全米中継の「サンデーナイト・ベースボール」の試合を制し、被スイープを回避したアストロズは15勝13敗の貯金２。一方、敗れたフィリーズは15勝14敗で貯金１となった。昨季の両リーグ王者はともに貯金を作った状態で４月の戦いを終えている。
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