帝釈峡(広島)で「湖水開き」 ことし 国の名勝指定 100年

広島・庄原市と神石高原町にまたがる帝釈峡で「湖水開き」が行われ、本格的な観光シーズンが幕を開けました。

大型連休初日の4月29日、神龍湖の湖畔で行われた湖水開きには、関係者およそ30人が集まって安全を祈願しました。

新緑や紅葉をはじめ、1年を通じて美しい景観が楽しめる帝釈峡はことし、国の名勝に指定されて100年を迎えるほか、国定公園に指定されて60年となります。

この日は、あいにくの雨でしたが、訪れた人たちは遊覧船に乗って、ピークを迎えた新緑を楽しんでいました。

訪れた人たち
「ちょうどいいスピードで、いろいろと見られて楽しいです」

帝釈峡観光協会 岡崎克治 事務局長
「節目の年になる。お客さんも戻ってきているので、大自然を楽しんでもらえれば」

ことし、帝釈峡では、節目の年にあわせたさまざまなイベントが予定されているということです。

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