男性が肉食を好む理由は「男らしくありたいから」 豪州で5000人を調査

男性は「男らしくありたい」ために、肉を好むそうだ。新たな調査によると、肉食を好む男性は、自分自身について旧来の男性らしさを持つ「ノーマル」な人間とみなしているという。

オーストラリアのキャンベラ大学は、5000人の男女を対象にジェンダーの典型性と肉食に関する意見について調査。自身をステレオタイプに女性的とみなす女性も肉食については「自然で必要な、良いこと」と考えていることが判明した。

この結果に研究チームはジェンダー規範に従いがちな人々は肉の消費を減らすことは「規範に反する」と考える傾向にあると考察した上で、こう記している。

「今回の結果から推測されるのはオーストラリアの男性は、肉食が自身らの男性性を成立させるものと見なしているため、肉を止めることに抵抗があるということです」「更に今回、女性的な女性も男性的な男性と合わせて、肉食をより自然で必要な良いこととみなしていることがわかりました」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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