今季、レアル・マドリーからレアル・ソシエダに完全移籍した久保建英。
レアルのカルロ・アンチェロッティ監督が買い戻しを検討しうると発言したことが話題になっている。
そうしたなか、『El Diario Vasco』では、レアルが久保を呼び戻す場合にどれほどの金額になるのかという記事を伝えた。
ソシエダが支払った移籍金は650万ユーロ(9.8億円)だったが、レアルが買い戻す場合は高額になりえるとのこと。
5年以内ならレアルが一定額で久保を買い戻せる条項があるとされていたが、そうではないかもしれないようだ。
なんでも、マルティン・ウーデゴール事件を繰り返したくないという思いがソシエダにあったため、久保をレンタルではなく買取っていたとも(ウーデゴールはソシエダの想定より1年早くレアルに復帰)。
久保建英の契約解除料は6000万ユーロ
ソシエダとレアルには久保についていくつかの合意がある。
まず、ソシエダが彼を売却したい場合、先買権を保有するレアルに通達する(レアルは他クラブがソシエダに提示した最高額の獲得オファーと同額で久保を買い獲れる)。
ただし、この先買権には買い戻し自動オプションは含まれておらず、レアル側は金額についてソシエダと交渉する必要があるという。
また、ソシエダは久保の契約解除料を6000万ユーロ(90億円)に設定していることから、買い戻す場合は高額になるようだ。
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なお、ソシエダが久保をレアル以外のクラブに売却する場合、レアルはその5割を得る。
ただ、それが発動するのは400万ユーロ(6億円)以上の場合になっており、ソシエダがまずは400万ユーロを得られる模様。
例えば、久保を3000万ユーロで売却した場合、ソシエダは1700万ユーロ、レアルは1300万ユーロを得るとのこと。