多摩地域の水源から「PFAS」検出 東京都が健康不安の電話窓口開設

多摩地域の水源から検出され、健康への不安が懸念される有機フッ素化合物「PFAS」についての電話窓口を、東京都が開設しました。

多摩地域の水源から検出され、一部の消火器などでも使われている有機フッ素化合物「PFAS」は、有毒性が指摘され国が規制を強めています。規制強化にむけた国の動きを踏まえ、東京都は5月1日から都民向けの電話窓口を開きました。

東京都は現時点で分かっている科学的データを示し、都民の不安解消に取り組む考えです。

福祉保健局 健康安全部 担当課長 金子雅信:「どのくらいの量でどの程度の影響があるか、現在分かっていない現状だ。今の段階ではそのような現状を丁寧に伝える」

この電話窓口は平日の午前9時から午後5時まで開かれ、科学的知識をもった職員が対応します。

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