太公望待望の春 奥日光・湯ノ湖などで釣り解禁

解禁日に湯ノ湖で釣りを楽しむ人々

 栃木県奥日光の湯ノ湖と湯川で1日、今シーズンの釣りが解禁となった。早朝から、多くの釣り人たちが競うようにさおを振っていた。

 快晴のこの日は、午前5時に釣りが解禁された。全国内水面漁業協同組合連合会日光支所によると、昼過ぎまでの遊漁客は約280人で、前年に比べ20~30人少ないという。

 湯ノ湖と湯川ではニジマスやカワマス、ヒメマスなどが釣れ、釣り人たちは岸辺や舟の上から大物を狙っていた。解禁期間は9月30日まで。

 同支所の担当者は「天候に恵まれ、釣り日和の解禁日となった。大きいサイズが釣れるなど、釣果が良かったという人がけっこういた」と話していた。

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