ヤンキースが9回に乱れ痛恨の4連敗 地区単独最下位転落

【ガーディアンズ3-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは先発のドミンゴ・ヘルマンが8回までガーディアンズ打線をわずか1安打で無失点に抑える快投を披露し2対0でリードしていたものの、9回表にエラーと連打でこのリードを吐き出すと、さらに押し出し四球で勝ち越しを許し2対3でまさかの逆転負け。痛恨の4連敗となってしまった。ガーディアンズ2番手のエニエル・デロスサントスが2勝目(0敗)をマークし、3番手のエマニュエル・クラセがリーグトップの10セーブ目を記録。ヤンキース2番手のクレイ・ホームズが2敗目(0勝)を喫している。

連敗を止めたいヤンキースは3回裏にホセ・トレビーノの3号ソロとDJ・ラメイヒューのタイムリーで2点を先制すると、先発のヘルマンが8回まで2塁すら踏ませない快投を見せる。ヘルマンは5回の先頭打者に四球を許して以降は12人連続でアウトに打ち取るなど付け入るスキを与えず、完封勝利を賭けて9回表のマウンドに登った。

しかし、勝利はヤンキースの手からすり抜けていってしまう。一死からスティーブン・クワンにヒットを許した場面でピッチャーをヘルマンからホームズにスイッチすると、この采配が裏目に出る。ホームズは自身のエラーでピンチを広げてリズムを崩すと、一死満塁からジョシュ・ネイラーに同点タイムリーを許してしまう。ここで登板したワンディ・ペラルタも勝ち越しの押し出し四球を許すなど2四球とガーディアンズの勢いに飲み込まれると、打線も9回裏を三者凡退に抑え込まれ力尽きた。ヤンキースはこれで貯金を失い、地区単独最下位転落となっている。

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