大相撲で両膝痛のため4場所連続休場中の横綱照ノ富士が2日、東京・両国国技館で行われた力士会後に取材に応じ、3日は時津風部屋に出稽古する意向を示した。全休が3場所続いており、夏場所(14日初日・両国国技館)への出場を目指して調整する。
新型コロナウイルスの5類移行に伴い、本場所約2週間前の番付発表後は認められていなかった出稽古が今場所から初日直前まで認められた。3日の時津風部屋には、大関昇進を目指す関脇霧馬山や新関脇若元春も出向く予定。一人横綱にとっては復調具合を測る絶好の場になりそうだ。
照ノ富士は4月30日に終了した春巡業で、朝稽古の申し合いにほとんど加わらなかった。