サミット期間の宮島入島制限 「国民の自由を制限」憲法違反と訴え 広島

G7広島サミットの期間中、宮島に入るのを制限するのは憲法違反だとして市民らが行政に対し説明を求めています。

宮島では首脳らが訪れることが決まれば観光客の入島が制限され、地元住民らは識別証がなければ往来できません。

市民らは会見で宮島への入島制限について憲法が保障する国民の自由に反していて、政府が行っている識別証の発行自体に法的根拠がないと主張しています。

広島大学 田村和之名誉教授「国民の自由を制限するのに、法令に基づかないで行えるという、そういう国になったら大変ですよ」

廿日市市は法律がないことを認めたうえで、国際会議での訪問先になることを想定して準備を進めると回答しています。

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