風物詩 除虫菊見ごろ 尾道市因島

潮風を受けて太陽に向かって咲くのはキク科の多年草、除虫菊です。尾道市の因島ではかつて蚊取り線香の原料となる除虫菊の栽培が島の生活を支え、この時期の風物詩になっています。

現在は原料としての役目は終えましたが、2000㎡の斜面に植えられた除虫菊が見ごろを迎えていて、いまでは観光名所として訪れた人を楽しませています。

栽培者 大出雅彦さん「サクラが1週間早かったでしょう。それと同時にキクも1週間ぐらい例年より早い気がします」

訪れた人「花が好きなので、すごいきれいです」

除虫菊の見ごろは今月上旬までということです。

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