尾道市が広島県内一の生産量を誇る「スナップエンドウ」の収穫が、最盛期を迎えています。
尾道市 因島の畑に広がる、緑色のカーテン…。農家の人たちが大きさや色つやを確認しながら、ふっくらと実ったスナップエンドウを摘み取っていきました。
JA尾道市によりますと、温暖な気候と水はけのいい土壌が生育に適している因島は、県内でスナップエンドウのシェア9割以上を占めているということです。
現在、39戸の農家が栽培していて、ここ数年は若い世代の生産者が増えこともあり、生産量も少しずつ伸びています。
収穫作業は6月上旬まで続き、ことしはおよそ45トンの出荷量を見込んでいるということです。
JA尾道市 因島エンドウ部会 柏原龍次 さん
「収穫量は例年より少ないんですけど、品質的にはいいものができたと思っています。産地の人みんな、一生懸命作っていますので、おいしく食べてほしいです」
因島産のスナップエンドウは、県内のほか、関西地方に届けられ、スーパーや産直市で買うことができます。