初夏の風物詩「除虫菊」が見ごろ 潮風に揺れ 今月中旬まで 広島・尾道市 因島

季節の映像が届いています。広島・尾道市 因島では、初夏の風物詩「除虫菊」が見ごろとなっています。

尾道市 因島では、除虫菊が咲きそろい、島を彩っています。除虫菊は、大正時代から昭和にかけて蚊取り線香の原料として多く栽培されていました。今では出荷されることはなくなりましたが、観賞用として島の数か所で育てられています。

海を臨む斜面にある畑にはおよそ5000株の除虫菊が植えられていて、例年より1週間早く見ごろとなりました。

訪れた人は抜けるような青空のもと、潮風に揺れる白く可憐な花を心ゆくまでながめていました。

訪れた人たち
「海の青と除虫菊の白の色のバランスがとてもよくて、きれいだなと思います」
「この景色とすごくマッチしていて、ビックリです」

因島の除虫菊は、今月の中旬まで楽しめるということです。

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