大谷選手ゆかり、話題メーカーの甲冑登場 5日に「きつきお城まつり」【大分県】

よろい、かぶとを試着する祭り関係者=2日、別府市の大徳美術

 【杵築】米大リーグ、大谷翔平選手にゆかりのあるメーカーの甲冑(かっちゅう)が、「きつきお城まつり」(杵築市、5日)に登場する。

 メーカーは鹿児島県薩摩川内市の「丸武産業」。大谷選手はエンゼルスに所属している。本塁打を打った打者にかぶとをかぶせるパフォーマンスが話題となっている。まつりのメインイベントは江戸行列。今年はコロナ禍など、激動の時代に合わせて武者行列に変更した。

 2日に杵築市とメーカーを仲介した別府市石垣東の古美術商「大徳美術」(高橋郁代表)で関係者が試着をした。重さは約20キロ。諸富聡志・杵築青年会議所理事長(37)は「重いが、タイムスリップしたかのよう。武士になった気分です」と話していた

 当日は午後1時から公募の市民ら約80人が武者に扮(ふん)して城下町を練り歩く。同6時には二手に分かれて模擬合戦をする。

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