日の丸4人が対抗戦へ練習ラウンド 畑岡奈紗「いい話し合いできた」

選手は左から渋野日向子、古江彩佳、畑岡奈紗、笹生優花。キャディを含めて記念撮影(撮影/村上航)

◇米国女子◇ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウン 事前(2日)◇TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)◇6550yd(パー72)

5年ぶりの国別対抗戦に向けて畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子の4人が開幕2日前に練習ラウンドを行った。キャディを含めて、お揃いの日の丸入りのキャップやウェアを着用。小雨の中、笑顔でコースを確認した。

初日はタイ代表と対戦する(撮影/村上航)

「オン・ザ・ティ、フロム、オカヤマ、ジャパン…ヒナコ・シブノ!」

1番ティでは畑岡のキャディを務めるグレッグ・ジョンストン氏が渋野、笹生、畑岡、古江の順でそれぞれの名前をコール。関係者だけが見守る中、笑顔で“日本代表”がティオフした。

初優勝を目指すチームジャパン(撮影/村上航)

会場は2009年「ザ・プレジデンツカップ」や20年の男子メジャー「全米プロ」が行われたTPCハーディングパーク。ポアナ芝、バミューダ芝が生い茂るラフから何度もアプローチし、感覚を確かめた。

湖が左に構える左ドッグレッグの14番ティでは4人そろって記念撮影。15番からは雨も強くなったこともあり、パターだけを手にしてグリーンで調整した。

前回2018年大会に続いて出場する畑岡奈紗。日本代表を引っ張る立場だ(撮影/村上航)

日本勢トップとなる世界ランキング15位の畑岡は前回2018年大会に続いて出場。事前に選手のグループLINEを作成し、コミュニケーションを積極的にとってきた。

「いろいろペアリングを考えながらプレーしたし、いい話し合いができた」。米ツアー6勝の経験値は日本代表の初優勝に向けて大きな頼りになりそうだ。(カリフォルニア州サンフランシスコ/玉木充)

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