那須町の那須サファリパークで２０２２年１月、飼育員３人がトラに襲われ大けがをした事故でトラの管理を怠ったとして県警察は２日、施設の支配人など６人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。
業務上過失傷害の疑いで書類送検されたのは那須サファリパークの４８歳の支配人の男性とけがをした２人を含む飼育担当者５人の合わせて６人です。
事故は２０２２年１月５日、開園前に雄のベンガルトラの展示スペースと獣舎をつなぐトラの用の通路で飼育員の女性が通常の管理ではいないはずのトラに襲われ、助けに駆け付けた別の飼育員の男性と女性も次々に襲われ３人が大けがをしたものです。
トラは本来、営業終了後に獣舎に戻すことになっていましたが、事故の前日と当日にそれを確認せずに６人はそれぞれの立場で管理業務を怠った疑いがもたれています。
