“勇壮な凧揚げ”と“絢爛豪華な御殿屋台”浜松まつり開幕 松本潤さん5日に騎馬行列で“見参”

子どもの健やかな成長を願う勇壮な凧揚げと絢爛豪華な屋台の引き回しで知られる浜松まつりが5月3日午前10時、浜松市で開幕しました。

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数多くの“初凧”が天高く舞い上がる会場=5月3日午前10時過ぎ、浜松市南区

浜松市南区の凧あげ会場には、朝から171の町が集結。午前10時、中野祐介市長の開会宣言にあわせて、新型コロナの影響で取りやめが続いていた“劇練り”が4年ぶりに復活。この瞬間を待ちかねていた“町衆”は一気にヒートアップしました。

江戸時代、浜松を治めていた城主の長男誕生を祝って、凧を揚げたことが始まりされる浜松まつりの“華”は凧揚げ。初日の3日は、“初子誕生”を祝い、健やかな成長を祈願した「初凧」と呼ばれる大凧が大空を舞いました。

まつりは新型コロナの影響でここ3年は中止や縮小がされてきましたが、「練り」や4日、5日に予定される凧の糸切り合戦などが4年ぶりに復活。一方で、祭り会場での飲酒は今年も全面禁止され、マスクの着用については任意となっています。

5日まで行われる浜松まつりは、夜は市の中心部で御殿屋台の引き回しが行われるほか、最終日には、ドラマで徳川家康役を演じる俳優の松本潤さんらが参加する「家康公騎馬武者行列」が初めて開催され、多くの観客が詰めかけることが予想されるなど、例年に増して熱い祭りとなりそうです。

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