線のゆらぎが生み出す「挿絵画家山田ケンジの世界」新聞や雑誌の挿絵原画約130点展示=静岡市

新聞などの挿絵画家として活躍する山田ケンジさんの企画展が静岡市で開かれています。

静岡市の駿府博物館で開かれている企画展では山田ケンジさんが手がけた新聞や雑誌の挿絵の原画などおよそ130点が並んでいます。

今回は、新聞にも掲載された頼朝を題材にした小説の挿絵を中心に展示していて、ペンと水彩などで制作した作品は手描きならではの味わいと大胆な構図が特徴です。

特に、人物の表情や空気感が見る人を魅了します。

〈挿絵画家山田ケンジさん〉

「線のゆらぎ、表情、水彩の柔らかい表情をみていただきたい」

会場には挿絵のほか、駿府城公園の俯瞰図なども展示されています。

企画展は、2023年6月11日まで開かれています。

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