人目気にせずおむつ交換できる 横浜赤レンガ倉庫でベビーケア室を試験運用、7日まで

「フリューリングスフェスト」の会場の一角に設置された屋外用ママロ=横浜赤レンガ倉庫

 屋外用トイレなどユニットメーカーのハマネツ(静岡県)と、ベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」を手がけるスタートアップ企業「Trim(トリム)」(横浜市中区)は、新たに開発した屋外用ママロの試験運用を始めた。

 両社の技術とノウハウを持ち寄り、屋外用を開発。実証実験の第1弾として、7日まで横浜赤レンガ倉庫(同)で開催中の「ヨコハマフリューリングスフェスト2023」の会場に設置している。

 屋外用ママロは、高さ2.2メートル、幅2.1メートル、奥行き1メートルでエアコンを装備。屋内用と同じく、鏡やソファなどが備えられ、人目を気にせず授乳やおむつ交換ができる鍵付きの完全個室となっている。

 ママロは2017年販売開始以来、商業施設や公共施設などを中心に全国で500台を超え、急速に普及している。

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