リアーナ、史上最も視聴された【スーパーボウル】ハーフタイム・ショーに

リアーナによる【第57回NFLスーパーボウル】のハーフタイム・ショーが、史上最も視聴されたハーフタイム・ショーとして公式に認定された。

現地時間2023年5月2日の米ニールセンの発表によると、彼女にとって5年以上ぶりのライブとなったハーフタイム・ショーは、現地時間2月12日の放送で1億2,101万7000人に視聴された。カンザスシティ・チーフスとフィラデルフィア・イーグルスが対戦した【第57回NFLスーパーボウル】に関するレポートをニールセンが修正したため、今年の試合も史上最も視聴された【スーパーボウル】となった。

AP通信によると、“再調査の結果、エンコーディングの異常に加え、アウトオブホーム(家庭外視聴)計測での問題が明らかになったため”、ニールセンは当初の今年の【スーパーボウル】視聴者数の1億1310万人に200万人を追加した。これによって、ニューイングランド・ペイトリオッツとシアトル・シーホークスが戦った2015年の【スーパーボウル】が打ち立てた最高記録の視聴者数1億1442万人(ストリーミングは含まず)を超えた。

さらに今年の視聴者数は、過去に米FOXスポーツが放送した10回の【スーパーボウル】のうち、最高記録を保持していた2017年のアトランタ・ファルコンズ対ニューイングランド・ペイトリオッツの試合(1億1368万人)の数字も上回ることとなった。

リアーナは、米アリゾナ州グレンデールのステート・ファーム・スタジアムで行った歴史的パフォーマンスで、パートナーのエイサップ・ロッキーとの第2子を妊娠したことを明らかにし、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”を制した「Only Girl (in the World) 」「We Found Love」「S&M」「Rude Boy」「Work」などのヒット曲を披露した。

彼女のランジェリー&アパレル・ブランドSavage x Fentyは大舞台に先立ち、“ゲーム・デイ”コレクションの一環として、「リアーナのコンサートがアメフトの試合で中断された、変だけどまあいいか」というユーモア溢れるメッセージがプリントされたTシャツなどを販売していた。試合の視聴率よりも彼女の“コンサート”の視聴率の方が高かったことを考えると、このキャッチフレーズはあながち間違いではなかったようだ。

© 株式会社阪神コンテンツリンク