「モータースポーツの甲子園」FIA-F4が舞台のTVアニメ『オーバーテイク!』のトークショーが開催

 5月3日(水)、スーパーGT第2戦富士とFIA-F4第1戦が開催される静岡県の富士スピードウェイのオフィシャルステージにて、スーパーGTの併催レースとして開催されているFIA-F4を舞台とするテレビアニメ『オーバーテイク!』の関係者トークショーが行われた。

 KADOKAWA×TROYCAのオリジナルテレビアニメ『オーバーテイク!』は、スーパーGTの併催レースとして開催されている、若手登竜門のFIA-F4を舞台とした作品だ。それだけに、1月20日にティザーサイト&ティザームービーを公開して以降、アニメファンだけではなく、モータースポーツファン、そして実際にFIA-F4に参戦してきたドライバーやチーム関係者からも高い注目を集めている。

 今回行われたトークショーには、『オーバーテイク!』のメインキャラクター浅雛悠役を務める声優の古屋亜南さん、KADOKAWAの上田清香プロデューサー、FIA-F4プロジェクトリーダーの服部尚貴氏が登壇し、FIA-F4オフィシャルアナウンサーのサネカタイッセイさんのMCで進められた。

 トークショーでは、まずプロモーションビデオが放映され、同時にキービジュアルも初公開され、会場に集まったファンの皆さんを喜ばせた。PVには、実際のFIA-F4が行われている富士スピードウェイも登場し、古屋さんも感激していた様子だ。

 その後は上田プロデューサーが、FIA-F4をアニメーション作品の題材とした理由を「モータースポーツの甲子園と呼ばれるFIA-F4というカテゴリに興味を持った」からと語り、服部氏がFIA(国際自動車連盟)という名前を使用する際の苦労を振り返った。

 さらに今回が初めてのサーキット来場となる古屋さんは、コース上を実際に走行するマシンのエンジンサウンドの迫力に驚いたようだ。そんな古屋さんは、オーディションで『オーバーテイク!』のメインキャラクターの座を勝ち取り、自身が声優を務める浅雛悠の注目は、「寡黙ながら熱さを秘めている」ところだと語る。また、上田プロデューサーは「実車から収録したサウンド」をぜひ感じてほしいと続けた。

 トークショーの最後には、『オーバーテイク!』の放映情報も解禁され、2023年10月から放送が開始されることが明らかにされた。なお、スーパーGT第2戦富士のオフィシャルステージでは、このあと5月3日18時30分からテレビアニメ『オーバーテイク!』の第1話世界初・先行上映イベントが行われる予定だ。会場にいる方は、こちらもお見逃しなく。

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