元ラストアイドル7人が参加、×純文学少女歌劇団の第2回公演 ミステリー歌劇と熱唱ライブ

山本愛梨、大森莉緒ら元ラストアイドルのメンバー7人が参加する「×純文学少女歌劇団(ふじゅんぶんがくしょうじょかげきだん)」が2日、東京・池袋のMixalive TOKYO 6F Theater Mixaで第2回公演「File No.0001『マエストロには背を向けよ』」の公開ゲネプロを行った。3日に同所で開幕し、昼夜2回のステージが7日まで催される。

文学と乙女の街・池袋を拠点に活動する「少々不純で文学のカヲリ漂う少女歌劇団」をコンセプトに、世界中から愛される“文学”からインスピレーションを受け、昨年9月に発足したプロジェクト。初回公演と同様に1部のミュージカルと、ライブステージの2部構成で上演される。総合演出・脚本は「テニスの王子様 4th 青学vs聖ルドルフ・山吹」をはじめ、2.5次元ミュージカルなど多くの舞台作品を手がける三浦香が務めた。

ミュージカルは、ステラマリーナ女学園からひとりの少女の失踪、学園図書室から文学以外の図書が消滅したことを皮切りに、生徒会⻑の栗栖アガサ(大森莉緒)を中心に、少女たちが挑むミステリー。“嘘か誠かわからない芝居でなら感情をぶつけ合える”と結成された歌劇団で、有栖川から改姓した迷宮アリス(山本愛梨)、姿を見せない若草式ジョー(倉持聖菜)の姉である若草式メグ(藤本結衣)が登場し、謎に深みを与えた。

ライブステージでも若草式ジョーが不在ながら、迷宮アリス(山本愛梨)ら9人が、新曲「グレーテルパレード」などを熱唱した。

迷宮アリス、桃園モモ(高橋みのり)、白雪リンゴ(わだこなつ)、胡桃沢セイラ(奥村優希)、赤家野アン(橘二葉)、若草式ジョー、若草式ベス(畑美紗起)、若草式エイミー(大場結女)、傘飛空メリー(髙橋美海)、栗栖アガサ、による10人グループ。有栖川から迷宮への改姓のように、歌劇のシナリオが活動へもリンクするなど、虚実が曖昧な関係性が印象的なプロジェクト。「これからも私たちの秘密、盛大に見守ってください!」というメンバーの呼びかけ通り、新たな仕掛けと凝った演出で、プロジェクトの加速を図っていく。

7日までの公演では、日替わりゲストに元ラストアイドルのメンバーが登場。ライブステージでは観客の撮影を許可するパートを設け、公演終了後の撮影会、お話し会などの企画も実施される。

×純文学少女歌劇団第2回公演「マエストロには背を向けよ」に参加した(上段左より)メグ/藤本結衣、メリー/髙橋美海、セイラ/奥村優希、モモ/高橋みのり、リンゴ/わだこなつ、マリア/汐月しゅう(中段左より)アガサ/大森莉緒、アリス/山本愛梨、赤家野アン/橘二葉(下段左より)ベス/畑美紗起、エイミー/大場結女 (C)×純文学少女歌劇団
×純文学少女歌劇団第2回公演「マエストロには背を向けよ」ライブステージより (C)×純文学少女歌劇団

(よろず~ニュース編集部)

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