“天才画家” パブロ・ピカソの作品が約70点… ひろしま美術館 開館45周年記念した特別展 来場者6万人

ゴールデンウィークに美術館で静かに作品鑑賞はいかがでしょうか? ひろしま美術館で開催中の「ピカソ 青の時代を超えて」は、入館者が2日、6万人を超えました。

入館6万人目となったのは、広島・三原市の 山本晴香 さんで、夫の新さんとひろしま美術館を訪れました。2人には、池田晃治 館長から図録とトートバックなど記念の品が贈られました。

入館6万人目 山本晴香 さん
「若い時に描いてた青の時代を貴重なので見たいと思って来ました」

夫 新さん
「教科書的に載っているようなやつはよく知っているんですけど、ふだん見られないものも見たいと思って来ました」

この展覧会では、20世紀の天才画家ピカソの初期から晩年までの貴重な作品70点を展示していて、科学的分析などから何度も描き直したピカソの試行錯誤の軌跡を垣間見ることもできます。

こちらの「スープ」は、親友の死をきっかけに、悲しみを抱えた貧しい人々を深い青色で描いた「青の時代」の作品の1つです。

ひろしま美術館 池田晃治 館長
「あと1か月足らずですので、ぜひともたくさんの人に見てもらいたいです」

「ピカソ 青の時代を超えて」は、28日までひろしま美術館で開かれています。

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