大型連休後半スタート 栃木県内では下りの混雑ピーク

 大型連休の後半5連休がスタートし、初日の3日は交通機関の下りの混雑がピークを迎え、県内でも駅や高速道路は混み合いました。

 JR宇都宮駅の東北新幹線下りホームでは、行動制限のない大型連休で、この時期久しぶりに旅行や帰省したという声が多く聞かれました。久しぶりの混雑となった影響で、乗客の乗り降りに時間がかかり遅れる列車が出たほか、指定席車両のデッキにも立ったままの乗客がいました。JR東日本によりますと、東京を午前8時48分に発車したやまびこ53号の自由席の乗車率が130%となるなど、午前の列車を中心に混み合いました。上りのピークは5月6日だということです。

 高速道路も午前中を中心に渋滞しました。東北自動車道は朝から混雑していましたが午前9時ごろから渋滞し、日本道路交通情報センターによりますと、矢板北パーキングエリアを先頭に最大で33キロの渋滞になりました。ネクスコ東日本によりますと東北道上りの渋滞のピークは5月5日だということです。

 新型コロナウイルスの5類移行を控え、遠出をする人が目立つ今年の大型連休。県内のホテルや旅館は満室のところが多くなっています。日光市観光協会会員の196の宿泊施設は、3日から5日までほぼ満室、那須温泉旅館協同組合に加盟する31の旅館、ホテルも3日から6日は予約でほぼいっぱいだということです。

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