横浜・みなとみらい21(MM21)地区で3日、初開催となる「横浜国際映画祭」が幕を開けた。5日までの期間中、周辺の4映画館で国内外の19作品が上映されるほか、映画音楽のコンサートや出演者らによるトークショーも行われる。
3日夕には開幕を飾るレッドカーペットが赤レンガパーク(横浜市中区)内に敷かれ、同映画祭アンバサダーを務める俳優の竹中直人さんや、高島礼子さん、山田孝之さんらが登場し、訪れた人々を沸かせた。竹中さんは「自分が生まれた横浜で映画祭が始まり、アンバサダーという大役をいただけて光栄。今後も2回、3回と続いていくイベントになるといい」と期待を寄せた。
同映画祭は、映画と横浜の魅力を国内外に発信しようと、同映画祭実行委員会が主催した。映画は「kino cinema 横浜みなとみらい」(同市西区)、「シネマ・ジャック&ベティ」「県民共済シネマホール」(同市中区)、「イオンシネマみなとみらい」(同区、5日のみ)の4施設で上映される。トークショーは4、5日に赤レンガパークで、映画音楽コンサートは4日午後5時から県民ホールで行われる。