adidasの契約選手で「現役最強ベストイレブン」を選んでみた(2023年版)

サッカー選手の"商売道具”である足もとを支える各スポーツメーカー。有力選手ともなれば契約を巡ってピッチ外で激しい争いが繰り広げられることも珍しくない。

そこで、サッカー選手の契約メーカー別に、2023年現在の「最強のイレブン」を選んでみた。今回はadidas編。

GK:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン

ドイツ代表/バルセロナ所属

まずはGK。アルゼンチン代表のエミリアーノ・マルティネスという選択肢もあったが、マヌエル・ノイアーが負傷離脱している今だからこそ彼の出番だろう。

テア・シュテーゲンは今季バルセロナで唯一の全試合フル出場。ドイツ代表でも今年2試合ともにスタメンを飾っている。

着用スパイク:プレデター エッジ.1

DF:エデル・ミリトン

ブラジル代表/レアル・マドリー所属

センターバック1人目は、昨年国立で行われた親善試合で三笘薫をシャットアウトしたことにより日本でも名を上げたミリトン。

すっかりレアル・マドリーの守備の大黒柱に成長し、ブラジル代表でもチアゴ・シウヴァの後継を虎視眈々と狙っている。

着用スパイク:プレデター アジュラシー+

DF:リサンドロ・マルティネス

アルゼンチン代表/マンチェスター・ユナイテッド所属

身長は今季プレミアリーグのセンターバックでもっとも低い175cm。しかし驚異的な対人能力と"執着心"で不安を払しょくして見せた。

昨年はリオネル・メッシとともにワールドカップ制覇も達成。まだまだこれからが楽しみな25歳だ。

着用スパイク:エックス スピードポータル.1

DF:アクラフ・ハキミ

モロッコ代表/パリ・サンジェルマン所属

レアル・マドリーで育ち、ドルトムントで飛躍。現在はパリ・サンジェルマンに所属する、欧州を代表する快速サイドバック。

昨年のカタールワールドカップではハキム・ジヤシュとともに大会屈指の右サイドを構成。モロッコをアフリカ勢初のベスト4へと導いた。

着用スパイク:エックス スピードポータル+

DF:ダヴィド・アラバ

オーストリア代表/レアル・マドリー所属

昨季は加入1年目ながら、セルヒオ・ラモスのつけていた4番を受け継ぎレアル・マドリーのCL制覇に貢献。改めてその実力を証明した。

マドリーではミリトンとセンターで組むことが多いが、ハイレベルに攻守をこなしキックも正確な30歳を外すことはできない。

着用スパイク:プレデター アジュラシー.1 Low

MF:イルカイ・ギュンドアン

ドイツ代表/マンチェスター・シティ所属

30歳を超えて充実の時を迎えている。マンチェスター・シティの卓越したシステムの中で攻撃センスが開花し、今や中盤に欠かせない存在に。

デ・ブライネ、ロドリらと絶妙の関係性を築きながらゴールを生み出し、チームは3冠に向けて驀進している。

着用スパイク:エックス スピードポータル.1

MF:ベルナルド・シウヴァ

ポルトガル代表/マンチェスター・シティ所属

技術とプレービジョンがプレミアリーグ屈指の天才MF。

以前は「エックス」シリーズを履いていたが、今年「コパ」へ移籍。チャンピオンズリーグ準々決勝のバイエルン戦では右サイドに入り、対面するアルフォンソ・デイヴィスやジョアン・カンセロの持ち味を巧みに封じた。

着用スパイク:コパ ピュア.1

MF:ジュード・ベリンガム

イングランド代表/ドルトムント所属

現在、世界でもっとも才能豊かな10代の一人。昨年のカタールワールドカップでは19歳ながらイングランド代表の主力として活躍した。

すでにドルトムントに収まる器ではなく、夏に向けてビッグクラブが激しい争奪戦を繰り広げている。

着用スパイク:プレデター アキュラシー.1 Low

FW:リオネル・メッシ

アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン所属

ついに悲願のワールドカップ制覇を達成した、史上もっとも優れたフットボーラーの一人。

10年以上adidasの看板プレーヤーでもあり、現在履いているスパイクも彼のシグネチャーモデルだ。アッパーのデザインはメッシをイメージしたモンタージュグラフィックとのこと。

着用スパイク:エックス スピードポータル MESSI.1

FW:ラファエウ・レオン

ポルトガル代表/ミラン所属

モハメド・サラーやソン・フンミンが常連だったadidasのFWだが、今年はミランのスーパーウィンガーを推したい。

188cmの長身を生かした伸びのあるドリブル突破は唯一無二。ミランのCLベスト4入りに貢献した23歳の時代がこれから始まる。

着用スパイク:エックス スピードポータル+

FW:カリム・ベンゼマ

フランス代表/レアル・マドリー所属

最後は、2022年のバロンドール受賞者。代表タイトルこそ縁がないが、35歳となった今季もハイパフォーマンスが止まらない。

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昨季欧州でもっとも輝いたアタッカーは、今季もレアル・マドリーの大黒柱としてその力を存分に発揮している。

着用スパイク:エックス スピードフロー.1

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