やっちまった!マンチェスター・ユナイテッドが「放出して後悔した」6名

これまで多くの選手を取引してきたマンチェスター・ユナイテッド。様々なスタープレーヤーが加入し、そして去ってきた。

今回は『Opera News』から「マンチェスター・ユナイテッドがこれまで放出して後悔した選手たち」をご紹介する。

パトリス・エヴラ

加入時の移籍金:550万ポンド(およそ9.2億円)

放出時の移籍金:150万ポンド(およそ2.51億円)

モナコからマンチェスター・ユナイテッドに加入したフランス代表左サイドバック。長くイングランド・プレミアリーグでも屈指の選手として活躍したが、2014年の夏に1年間の契約延長をしたあとでユヴェントスへと売却された。

しかしながら、結局マンチェスター・ユナイテッドは彼の後釜をなかなか見つけることができず、ルーク・ショウが成長するまで数年間を要した。

ジェラール・ピケ

加入時の移籍金:450万ポンド(およそ7.53億円)

放出時の移籍金:500万ポンド(およそ8.37億円)

バルセロナのアカデミーから若くしてマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれたジェラール・ピケ。ネマニャ・ヴィディッチとリオ・ファーディナンドが絶対的な存在となっていたために出番が与えられず、2008年にバルセロナへと復帰していった。

その後マンチェスター・ユナイテッドはずっとセンターバックの人選に苦しんでおり、ジェラール・ピケは一方でバルセロナでもスペイン代表でも絶対的な存在に成長している。

チチャリート

加入時の移籍金:750万ポンド(およそ12.55億円)

放出時の移籍金:1200万ポンド(およそ20.08億円)

2010年にマンチェスター・ユナイテッドへとやってきたメキシコ代表ストライカー。最初のシーズンで20ゴールを決めたあとファンのお気に入りとなり、スーパーサブとして活躍した。ただ6年後にレヴァークーゼンへと売却されている。

世界でも珍しいほどの途中出場への適応力を持っており、レヴァークーゼンでも76試合で39ゴールを奪った。プレー時間の不足が彼にとっては不満だったそうだが、クラブとしては本当に必要な選手であった。

ヤープ・スタム

加入時の移籍金:1700万ポンド(およそ28.44億円)

放出時の移籍金:2575万ポンド(およそ43.08億円)

1998年にPSVアイントホーフェンからマンチェスター・ユナイテッドに加入したスキンヘッドのオランダ人DF。主力として活躍したものの、自伝の出版が元でアレックス・ファーガソン監督と対立し、3年後にラツィオへと売却された。

後にファーガソン監督自身が「スタムを売ったのは間違いだった」と認めたほど、スタムはこのあとラツィオとミランで素晴らしい活躍を見せ、センターバックとしても右サイドバックとしても全盛期を過ごした。

ポール・ポグバ

加入時の移籍金:フリー

放出時の移籍金:フリー

後にマンチェスター・ユナイテッドへと呼び戻されることになるポール・ポグバ。それは間違いなく後悔の証である。ユナイテッドのアカデミー育ちである彼は、出場機会を求めてフリーで退団。イタリアに渡ってユヴェントスで大ブレイクした。

それから数年が経過し、マンチェスター・ユナイテッドは1億ユーロ以上の額で彼を買い戻した。しかしながら、スター選手になっていた彼はすでにかつてとは違ったプレーヤーになっていた。

カルロス・テベス

加入時の手数料:1270万ポンド(およそ21.25億円)

放出時の移籍金:レンタルバック

誰もがウェイン・ルーニー、クリスティアーノ・ロナウド、そしてカルロス・テベスの前線を覚えている。今で言えば「RTR」のトリオはディフェンダーにとって悪夢のような存在だった。

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ただテベスはウェストハムからのローンで所属しており、ユナイテッドとの契約が終了したあとはライバルのマンチェスター・シティへと移籍していった。ローン手数料として1270万ユーロを支払った上、買取オプションも行使しようとしたが、それは成功しなかった。

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