次期衆院選 新長崎3区 金子元農相長男、自民公認名乗り

 次期衆院選の新長崎3区を巡り、金子原二郎元農相(78)の長男で会社員の金子容三氏(40)が3日、松浦市であった原二郎氏の後援会会合に出席し「次期衆院選にチャレンジしたい」と出馬に意欲を示した。自民党県連が支部長(公認候補)を公募した場合、名乗りを上げる。
 容三氏は会合で教育改革の必要性や農林水産業の振興、西九州自動車道などインフラ整備の重要性を出馬の動機に挙げた。既に新3区内であいさつ回りを始めている。会合では容三氏の松浦地区後援会を立ち上げることを確認。会長には友広郁洋元市長が就いた。
 容三氏は長崎市生まれ。幼少期を佐世保市で過ごし、慶応義塾大卒。米国の大学で経営学修士(MBA)を取得した。大手証券会社に勤務している。
 公認候補を巡っては、山下博史県議(48)=佐世保市・北松浦郡区=も名乗りを上げており、公認争いが本格化する


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