新時代の昆虫採集 オリジナルの「生き物図鑑」を作成

足立区の都市農業公園では、「Biome(バイオーム)」というスマートフォンのアプリを使った、生き物図鑑をつくるイベントが開催されています。このアプリは、植物や昆虫などの写真を撮るだけで種類がわかるすぐれもので、スマートフォンの位置情報と連動して、足立区内で生き物の写真を撮れば自動で図鑑に登録されます。

「足立生き物図鑑」を担当する安田さんにアドバイスをもらいながら生き物を探します。イベントの課題達成には、植物を含め10種類を撮影すればいいのですが、せっかくなので難易度を高めて、1時間以内で「動く生き物」のみを撮影するルールで挑戦しました。

さっそく花に止まるチョウを発見!カメラで撮影します。幸先のいいスタートでコツをつかんでからは自然豊かな公園でどんどん珍しい生き物を見つけていきます。その後も順調に野鳥や昆虫をカメラに収めていくも無念のタイムアップ。ただ、植物も入れて10種類というアプリの課題はクリアしました。

足立区はコロナ禍の2年前から、密を避けて屋外で楽しめるイベントを提供したいと、このアプリと連動した生き物図鑑の作成を開始しました。区としても区内の生態環境を把握することができ、適切な保全活動につなげていくことができるといいます。

生き物探しを楽しみながら勉強にもなるイベント。大人も夢中になること請け合いです。

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