春の高校野球栃木県大会準決勝 関東大会に出場する2校決定

 春の高校野球県大会の準決勝2試合が3日、宇都宮市の清原球場で行われ、関東大会に出場する2校が決まりました。

 春の選抜高校野球に出場したチーム同士の対戦となった準決勝第2試合。去年(2022年)秋の県大会王者・作新学院にベスト4唯一の公立校・石橋が初の関東大会出場をかけて挑みました。

 先に攻める作新は初回、先頭の東海林のヒットを足がかりにチャンスを作り、4番廣田がレフト前に先制2点タイムリーを放つなど、作新が初回に4点を奪います。

 作新打線の猛攻は続き、4回は3連打を含め打者9人で4点を挙げるなど序盤で大量リード。意地を見せたい石橋は5回に1点を返した後、2アウト3塁の場面で3番大金が三遊間を破るタイムリーでこの回2点を挙げます。

 しかし反撃もここまで。作新は6回に打者13人を送る猛攻。毎回得点の20対3、6回コールド勝ちで3大会連続30回目の決勝進出を決めました。

 準決勝第1試合は、青藍泰斗と文星芸大附が対戦。初回から点の取り合いになり、同点で迎えた3回、文星芸大附は2アウト満塁で8番伊藤の2打席連続タイムリーで2点を勝ち越します。

 文星芸大附は7回と9回にも追加点を挙げ、青藍泰斗の反撃を1点に抑え7年ぶり16度目の決勝進出を果たしました。

 4日は清原球場で文星芸大附と作新学院の決勝戦が行われ、決勝に残った両校は5月20日から神奈川県で開かれる関東大会に出場します。

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