4日に行われたイタリア・セリエA第33節のウディネーゼ戦で、ナポリが33年ぶりとなる優勝を決めた。
ウディネーゼの本拠地であるダチア・アレーナで行われた試合は、13分にホームチームが先制点を奪取する。
デスティニー・ウドジーのアシストでサンディ・ロヴリッチがゴールを決め、ホームでの試合を有利な形でスタートさせた。
しかし後半に入って7分、ナポリはエースのナイジェリア代表FWヴィクター・オシメーンが同点ゴールを奪い、試合を振り出しに戻した。
勝点さえ獲得できれば優勝が決まる状況であったナポリ。試合がこのまま1-1で終了した瞬間、実に33年ぶりとなるスクデットを手にした。
敵地であるため数は限られていたが、やはり優勝の瞬間にはナポリのサポーターがピッチに続々と乱入。選手やスタッフは警備員に守られながらメディアのインタビューに応えることになった。
ドレッシングルームに戻った選手たちは、圧倒的な独走状態であったとはいえ、やはりイタリアの頂点に立ったことを情熱的に祝っていたぞ。
またナポリのホームスタジアムであるスタディオ・アルマンド・マラドーナではパブリックビューイングが行われており、スタンドは優勝の瞬間を共に過ごしたいサポーターで満員になっていたようだ。
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なお、ナポリはこのあと7日にホームでフィオレンティーナ戦を迎える予定となっており、そこで大々的なセレモニーが行われることになりそうだ。