「みどりの日」無料開放で都内に多くの人出

5月4日は「みどりの日」。都内では、無料で楽しめる公園や庭園に多くの家族連れなどで賑わっていました。

行楽日和となった5月4日の都内。バラの名所として知られる調布市の神代植物公園には、無料開放ということもあって多くの家族連れの姿が。園では現在、約400品種・5200株のバラが見頃を迎えています。

訪れた人からは、「香りも強い花とかもあってすごい見ごたえがありました。もう本当に良いゴールデンウィークで過ごせます」「これだけ人がいっぱいいて活気があって、すごく良いことだなと思います」といった声が聞かれました。

公園の担当者によりますと、今年のバラは春先の暖かさで、例年よりも10日ほど早く咲き始めたと言います。神代植物公園のバラは5月中旬まで見頃が続くということです。

一方、中央区の浜離宮庭園でも、5月4日は無料開放ということもあって、園内にはたくさんの家族連れがみられました。浜離宮庭園には今年の大型連休で最も多い約9000人が来園しました。

中でも午前9時のオープンから徐々に増えていったのが、外国人観光客です。訪れた理由を聞いてみると、「わたしたちのホテルが反対側にあって面白そうだったから。そしてわたしたちは日本庭園が好きだ」「とてもいい感じです。落ち着いてて静かだ。東京の賑やかな街並みとは大違いだ」「緑があって花があって、そしてこんな所にビルが建っている。まさにここは楽園です、大好きなんです」という声が聞かれました。

「みどりの日」の5月4日、浜離宮庭園を含む9つの都立庭園は無料開放を行いました。5日の「こどもの日」は、全ての園で中学生以下を対象に無料解放するということです。

© TOKYO MX